営業職の面接でよくある質問「退職理由は?」
営業職の転職では面接がカギになる?営業の面接で聞かれる「よくある質問」を紹介!
営業職の転職では、面接が重要なポイントとなります。一般的な転職の面接と自分をアピールするという部分は同じですが、営業職は特に、「限られた時間で相手に信頼を得られるか」が見られています。
これは、実際に営業職になったとき、「果たしてこの人は短い時間の中でお客様と接して売上を上げてくれるのか?」を見ているからです。
そうなると、やはり面接ではそれなりの立ち振る舞いや、自分自身をどのようにして表現して信頼を勝ち取れるかを見る必要があるので、営業職志望の方にとって面接は重要なパートとなります。
また、基本として営業職を採用するとき、面接官は主に「身だしなみ」「声」「表情」「話し方」を見ています。
身だしなみは先方に失礼のないよう、靴はキレイに磨かれているのか、襟がよれていないか、爪先は整えられているかなどをチェックしています。
そして声のトーンは明るいか、表情は穏やかで話しやすいか、話し方は相手の様子を見てから受け答えできているかが見られることが多いです。
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営業職の面接でよくある質問「退職理由は?」
営業職の面接ではよく「退職理由は何ですか?」と聞かれます。これは退職理由から「働く上で重視していること」つまり仕事に対する考えを見ている質問です。面接官はあなたの理想をこの会社で叶えることができるのか、前職を辞めた時と同じ理由でまた辞めてしまわないかを確認します。
この質問に答えるときには、なるべく前向きな内容で話すことが大切です。「上司が嫌だったから」「人間関係に疲れた」など、マイナスな内容をそのまま伝えてしまうのではなく、解消した上で入社後にはどんな仕事に取り組んでいきたいかを伝えると、前向きにアピールできます。また、素直に話したとしても志望動機や意欲へ上手く繋げられる例もあります。は自分なりの対策をしたけれど改善が見込めなかった場合です。
「今の職場では、お客様の声を直に把握しているにもかかわらず、課題解決に繋げられないことで仕事に限界を感じています。商品の改善を提案、企画部への移動願を出すなど可能なことは試みたのですが、実現は困難であるとの回答を頂きました。顧客ニーズのくみ取りには自信があるので、未経験ではありますが貴社の商品企画部で商品づくりに貢献したいと思っています。」
このように具体的に述べた上で志望動機に上手く絡めることが大切です。
営業職の面接でよくある質問「活かせる経験やスキルは?」
営業職の面接では「当社で活かせる経験やスキルはありますか?」と質問されることがよくあります。
この時の回答のポイントは、○○な経験をした、で終わるのではなく、その経験を通じて残した成果や学んだことを述べることです。
面接官の中には「○〇したことがあるだけでは経験とは呼ばない」と思っている人もいます。
経験に具体性を持たせて話すことで相手への理解度が高まり、納得のいく説明ができます。
そして、経験から学んだ結果、どのように活かしていきたいかまで説明できるとベストです。
例文をご紹介します。
「広告代理店でお客様に広告を提案していました。私の担当していたお客様はかなりのお得意様だったので、商品知識やトレンドに詳しい方でした。ただ広告を提案するのではなく、プラス何かを提案する必要がありました。そこで私はどのようなテイストがよいのか、そして広告を展開することでその先にどんな未来を描きたいのかなどを伺いながらヒアリングに力を入れていました。そうした踏み込んだヒアリング力は貴社のお客様の声を大切にする社風に活かせると考えています。」
このように、前職でのスキルを交えて次に活かそうとすると好印象を持たれます。
営業職の面接でよくある質問「キャリアプランはありますか?」
営業職の面接では「当社でのキャリアプランを教えてください」と聞かれることがよくあります。
この質問は入社後にあなたがどう活躍したいかというイメージをどれだけ明確に持っているかを聞いています。
具体的にどのような経験やスキルを発揮して挑戦をし、成果を残すのかを話せると相手が理解しやすく、ビジョンが描けているなと判断してもらいやすいです。
注意したいのは自分がやりたいことがあった場合に強く望み過ぎて「やりたい!」という欲求を表現してしまうことです。「○○の経験を通じて貴社に貢献したい」など、あくまでも貢献するためにはこれがやりたい、というスタンスでいたほうがよいです。
例えば、
「サービスを利用した後のお客様の声を集めた企画をやってみたいです。サービスを実際に利用した後はどんな印象を持ったのか、声をお聞きする機会があまりないからです。サービスを利用して何が変化したのか、PRにとどまらず生活を少しでも豊かにできるようなお手伝いをしたいです。」
このように、やりたいことがなぜなりたいのか、どう貢献できるのかを伝えられるとポイントが高いので事前に考えておきましょう。
よくある質問
- <営業向けの面接対策>自己紹介と自己PRの違いは?
- 自己紹介と自己PRは混同しがちですが、違うので注意が必要です。
自己紹介は「自分のことについて簡潔に話す」ことです。
一方で自己PRは「自分の強みをアピールする」ことです。
ですので、自己紹介では所属・名前・趣味・特技について笑顔でハキハキと話しましょう。
自己PRは自分の強みを話しますが、こちらは簡潔に話してしまっては相手に強みが伝わりにくいので、なるべくエピソードを交えてどんな経験をしたのかを話せると印象に残りやすいです。
強みを志望企業でどう活かせるかまで話せるとベストです。 - <営業向けの面接対策>服装自由の場合、どのような服装が良い?
- 面接の時に服装の指定が“自由”であった時は、オフィスカジュアルがよいでしょう。
男性であれば襟付きのシャツに黒・紺・ベージュなどのパンツがオススメです。
デニムは少しカジュアル過ぎるので避けておいたほうがいいです。
靴はスニーカーでも問題ないですがあまり汚い靴や派手なものは印象が良くないので避けましょう。
女性は全体的に淡いカラーでまとめるといいですね。
清楚な印象を目指して白・ベージュ・ピンク・水色あたりがオススメです。高いピンヒールなどはやめましょう。
スカートでもパンツスタイルでもOKです。
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営業職の面接の逆質問について
面接をしていて順調に進んでいたと思っていた矢先、「では当社について知りたいことはありますか?」と聞かれて固まってしまった経験がある方もいるかもしれません。
この質問では、面接官は「志望者の意欲」「コミュニケーション能力」「社風との相性」を聞いています。
あなたがどれだけ会社に興味を持ってくれているのか、自由な発言ができる質問ではどんなことを話すのか、また自由に発言できるからこそ性格が出やすいので社風とは合いそうかを見極めます。
意欲を見せるチャンスですので、印象のいい逆質問をしましょう。
たとえば、
「将来的にはリーダーとして活躍したいと考えています。私と同年代で御社に転職して役職についている人はいますか?」などと言えると、先を見据えていることが分かりやすく好印象です。 -
営業職の面接で注意すべきこと
営業職の面接では、「受け答えの姿勢」と「してはいけない行動」を押さえてえてから自分の経験や強みを適切に伝える準備が必要です。
受け答えの姿勢は、営業職ですので受け身にならずに積極的に話せるほうが好印象です。
しかし、相手の要望を聞き終える前に話してしまってはコミュニケーションが成り立ちませんので、きちんと面接官が話し終えるのを待ってから余裕を持って回答をします。
そして、経験や実績に関しては具体的な表現で数字が入ってくるとよいでしょう。
そして、身だしなみと最低限のマナーは気をつけておきましょう。
質問を無視した発言なども評価が下がるので、相手が何を聞いているのかを理解して何を伝えるべきかを考えた上で発言をしましょう。 -
営業職の志望動機や自己PRの伝え方のポイントは?
営業職には法人か個人か、有形か無形かなど、さまざまなパターンが存在しますが、どの営業職であっても共通してみられるポイントがあります。
それは「相手にわかりやすい表現で伝えることができているか」です。
自社の商品やサービスをどれだけ分かりやすくお客様に説明し、分かってもらえるかが営業職においては重要と言えます。
そのため、志望動機や自己PRも面接官に分かりやすく伝える力が求められます。
伝わりづらい内容はなるべく身近な物事に置き換えて伝える工夫をしましょう。
そして次に大切なのが、相手が何を求めているか理解できるかどうかです。
営業職は話せばいいのではなく、いかに相手のニーズを把握して、刺さる提案をできるかがポイントとなる仕事です。
つまり、相手の質問を理解した上で発言するスキルが必要です。また、営業職の志望動機や自己PRにはそれぞれポイントがあります。
合わせて知っておくことで対策を練ることができます。
営業職の志望動機について詳しく知りたい方はこちら
営業職の自己PRについて詳しく知りたい方はこちら -
未経験で営業職の面接を受ける際に押さえておきたいポイント
.未経験で営業職の面接を受ける場合、ポイントとなるのは基本的な部分です。
営業職ですので、ファーストコンタクトは最も大切です。
大きな声でハキハキと話す、面接官の目をしっかり見て話す、挨拶は最後までしっかりするなど、基本的な動作は確実にできるようにしておく必要があります。
さらに、今までの仕事では気にならなかったような細かい部分の身だしなみにも目を配りましょう。
靴のホコリや汚れは付いていないか、爪は整っているか、髪型は問題ないか、襟はめくれていないかなど、細部まで気にする心づかいが大切です。
ここまでは基本的なことですが、面接中の自分の言葉にも営業らしさを加えると評価が高まります。
自分のアピールの部分には数字を使って具体的な実績を伝えるようにしましょう。
そして主体的な行動力も見られているので、エピソードと絡められるといいですね。
面接以外のポイントも理解しておくと、スムーズな転職活動ができます。
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